2010年11月19日金曜日
True Adventure - Outlaw Love
True Adventure - Where The Roxy Used To Be / Outlaw Love (Decca / 1974 UK)
このあいだStingraysの来日ライブに行って来ました。あのシングルの3曲しか知らなかったのですが、かなり良いライブでホント楽しめました。
隙間を埋めていくベースライン、テレキャスサウンド。パブロックやクラッシュの影響を感じるブリティッシュなR&Rでした。
あっ、The 101'ersのKeys To Your Heartをカバーしてましたね。
今回の来日はStingraysが自分たちでブッキングしたのか、誰かが呼んだのかわかりませんが、もう少し宣伝したほうが.....と思いました。良いライブだっただけに、もったいないなぁ〜と。
無料ライブなのにとにかく人が少なかった......。
あとStingraysのことを好きなバンドがサポートするべきじゃないか、と。特にアンダーグラウンドな来日ライブは、日本のバンドのサポートが無いと成立しないと思います。集客面でも企画としても。
Stingraysのことを好きなバンドだったら「観て欲しい!」と思うわけなので、ツレを誘ったりチラシ配ったりそういう事を当然のようにするわけです。
まぁ、考え方が色々あるわけですが良いライブだっただけにもったいないなぁ〜と思ったという話。
True Adventureの1974年リリースのシングル。とにかくかっこいいのはB面Outlaw Love。
西部劇のようなスタートからジョジョに盛り上がる曲。曲調はアメリカンなのを意識したような気がするのですが、ベースはブリブリで独特な音。そんな弾きまくってる感じじゃないのですが、このベース音が効いてると思います。
このイギリス独特のベース音ってかっこいいですね。
Stingraysのベースも実に「UK」なベースでかっこ良かったなぁ〜。
2010年11月17日水曜日
The Invasion - She's Alright
The Invasion - My Replacement / She's Alright (Brittan / 1983 US)
友人がボクのレコード棚を見て「コレクターでは無いレコードの買い方。」と。
集めてるつもりも無いし、レア盤とかはあまり興味が無いので当然っちゃ当然です。
典型的な安レコ買いの銭失いなんですが、昔から自分基準で適当に買って楽しんでます。カスレコもあるし、1ドルで買って自分基準で「最高!!」なレコードもあります。
そのレコード棚を見てた友人は、ボクから見ると生粋なレコードコレクターなのですがその友人は「ガチャガチャ感覚」でレコードを買ってるそう。
ボクもその感覚に近い感覚で買ってると思います。この情報の時代にワクワク感、ドキドキ感がある「ガチャガチャ感覚」って良いですね。
安いレコード買って「当りや!!」と大喜び。ビバ!ガチャガチャレコード!!
この話は前も書いたような気がするけど.....まぁいいっか。
1983年リリースされたThe Invasionのシングル。他にもリリースがあったと思いますが、これしか聴いたことがありません。
決してうまいとは言えないボーカルと適度なショボさ、演奏は熱い感じ。
ジワジワとサビで盛り上がる曲だけど、何か鈍臭い感じで個人的には気に入ってます。
こういうグループがアメリカにはたくさんいるから面白いですね。両面かっこいいけど今回はB面「She's Alright」。From オハイオ。
これも典型的なガチャガチャレコード。ビバ!ガチャガチャレコード!!
※他のリリースがあった.....とありますが、ボクの思い込みの可能性大です。同名異バンドかただの勘違いの可能性高いです。
詳しい人いたら情報求む!!
2010年11月13日土曜日
Hero's - Growin' Up / Losing You
Hero's - Growin' Up / Losing You (UA / 1975 UK)
Hero'sの1975年リリースの恐らく唯一のシングル。
某コレクターの方に居酒屋の席で先日確認したのですがこのバンドはBram Tchaikovskyのバンドだそうです。
Bram Tchaikovskyはパンク期には20代後半だったと思うので。何かバンドをやっててもおかしく無いのですが、こんなバンドをやってたとは!という感じですね。
Bruce SpringsteenのGrowing Upをカバーしてるのが、かなりグッときます。
安いレコードなんで、Bram Tchaikovsky好きな人は是非どうでしょう??
先程Power Popの仕掛人を聴いてみたのですが、確かに声は良く似ている気がする....。
久々にBram Tchaikovsky聴いたけどやっぱ凄いなぁ〜。最高じゃ!!
Growin' Up
Losing You
2010年11月10日水曜日
The Backinghams - Makin' Up And Breakin' Up
The Backinghams - Makin' Up And Breakin' Up / I Call Your Name (U.S.A / 1966 US)
模様替えの話の続き。
レコード棚を整理してると、1つのバンドがいろんなジャンルのコーナーに入っていることがよくあります。
例えば、
Flamin' GrooviesはPower Popにも入ってるし、American Rockコーナーにも入ってるし、Punkコーナーにも入ってました。
LyresはGarageコーナーにも90'sGarageコーナーにもPunkコーナーにも。
Barracudasも同じような感じで散らかっておさまってました......。
色んなコーナーに散らかっているバンドは自分の中で「好きなバンド」であることが多い。たまたまかもしれませんが、そういうことを考えながらレコードを整理してました。
結局最後は投げてしまいましたが.....
それにしても模様替えして大正解。配置を変えるだけでこうも良く音楽が聴けるものかと驚いてます。
Sundazedからのリリースで知られるシカゴ出身60'sグループThe Backinghamsのシングル。
B面でI Call Your NameをやっておりBeatlesの影響大の60'sポップですが、曲もサクッと2分程度で終わる短くパワーポップでもう一度聴いてしまいますね。
この時期に数枚シングルが出ていて安いんでまた機会があれば買ってみようと思います。このU.S.Aレーベルて良いレコードが多い気がしますがどうなんでしょ??
このあとに「Kind Of A Drag」というシングルをリリースするそうですがバカ売れするみたい。
最近はこういうロックを聴くのも好きになってきました。
2010年11月9日火曜日
Giggles - Just Another Saturday Night
Giggles - Just Another Saturday Night / Bazooka (EMI / 1976 UK)
1976年にリリースされたGigglesの3rdシングル「Just Another Saturday Night」。
どうやらカバー曲らしいのですが原曲は知りまへん。恐らくGigglesバージョンのほうがかっこいいと思います。と思い込みで言ってしまいたいくらいかっこいい録音&演奏です。
B面「Bazooka」はJazz的なアプローチで、普通のバンドだったら「イマイチかな....」って曲ですが、GigglesだったらGood!!
かっこいいイラストの盤は持ってませんが、いつか欲しいなぁ〜。
Gigglesがリリースした4枚のレコードはどれも素晴らしい!!
一昨日の夜中から昨日にかけて、部屋の模様替えをしました。
レコード棚とオーディオ棚を入れ替えたのですが、開始後10分で「やめといたら良かった.........」と思いましたが、気合いでLPを棚から全て出して移動させました。
折角だからLPをジャンル別で分けてみよう!!と「USパンク」「UKパンク」「90'sガレージ」「USパワーポップ」「パブロック」「スワンプ」とか分けてたのですが、「これっていったいどこにおさめたら良いんだろ?」ってのがたくさんありました。
最初のパンクあたりは一応こだわって選別してましたが、ヒューイルイスはとりあえずパワーポップでいいか....みたいな感じで適当になってきて最後は「やめた!」っと投げてしまいました。
透明のプラ板みたいなのでジャンル分けしたら、イヤでも整頓できますかね.....。
2010年11月6日土曜日
The East Wind - Sadness Never Lasts
The East Wind - Sadness Never Lasts / Could This Be Love (SEC / 1975 US)
数年前からハードロック〜サイケな音楽を友達の影響でよく聴いてます。
その友達はパンクを聴く感覚でその手の音楽を聴いていて、編集してくれたCDはぶっ飛びました。
丁度MC5、Stooges等のデトロイトロックが大好きだったので入りやすかったのもありましたし、1970〜1975年くらいは自分の中ではロック暗黒時代とか思ってたので衝撃でした。
今でこそSir Lord Bartimore最高!!とかLobby Loydeのギターが....とかイギリスだったらLeaf HoundとかMay Blitz.....Dogs好きだったらGeronimoは聴いたほうが良いよ。とか......
えらそうに言ってますが、その友人に一から百まで教えてもらったのです。
言ってしまえば「マイナーなハードロック」かもしれませんが、パンクを聴く耳で聴いてみると最高にアグレッシブなR&R、そうパンクロックとして聴くことができるんです。
70年代後半のパンクバンドに直接的に影響を与えてなさそうですが(Blue Oyster CultとかColoured Ballsは影響がありますが)、60'Sガレージパンクから70'Sパンクへの流れとして物凄く重要な時期のロックだと思います。
Killed By Hard RockとかKilled By Acidとかそんなんが出てもおかしく無いですね。
クリーブランドのポップロックバンドEast Windの恐らく唯一のシングル。1975年リリースでパンクのスピード感は当然ありませんが、良いメロディのかっこいいR&Rパワーポップを聴かせてくれます。ワウペダルを使ってたりの演奏からロックバンドとしてのキャリアがありそうな気がします。
バーバンドだったらしくこんな演奏が聴けるバーがあったら毎日でも行きたいですね。曲にクオリティは高く、やはりRaspberriesな雰囲気。
ジャケは90年代のギターポップバンドのジャケットみたいですな....。
1974年〜1976年頃のアメリカのアンノウンパワーポップバンドを色々聴きたい今日この頃。誰か教えて!!
2010年11月4日木曜日
Air Traffic Control - Gotta Get A Message Back To You
Air Traffic Control - Gotta Get A Message Back To You / Move On Up (Epic / 1977 UK)
好きなラーメン屋は??今まで100回以上は質問されたし、してると思います。
ラーメンって好きなんですが「死ぬほど美味いっ!!!」クラスのラーメンってなかなか食べたことが無いです。
どのラーメン屋も昔のいわゆる「中華そば」だったラーメンと比べると無茶苦茶クオリティも高いし、個性的だし、美味しいし。で、ラーメンの「美味い基準」がかなりあがってると思います。
思いっきり濃いとんこつもあるし、薄っ!!な塩ラーメンもあるし、これうどん?てなラーメンもあるので、「最後は好みでしょ。」で落ち着きそうですが......
けど、
ミナミに買い物に行った帰りに食べた「金龍ラーメン」。凄まじいラーメンがある!と聞いて行った「天下一品」。
芸能人のサインが貼ってあって、クセになる美味しさと聞いて行った「神座」。
このあたりのお店は高校時代感激して「死ぬほど美味いっ!!!」って思ったなぁ~。
ラーメンのレベルがあがっている&10代の時に食べたインパクトはなかなか超えられないというどうでも良い話.....。
Gary GlitterのバックバンドのThe Glitter Bandが1977年にAir Traffic Control名義でリリースしたシングル。
パンク期にリリースされたのでAngel FaceやStiffsがカバーしたGood Bye My Loveのようにヒットはしなかったのですが、もう少し早かったら売れてたんちゃうかな?と思うくらい良い曲です。
美しいメロディと男らしい哀愁、拳にぎるロックはGlitter Band節というか.....。
B面はレゲェです。
このシングルはその昔UKパンク〜パワーポップコレクターの方が編集したCDに入ってました。その時は「なんてかっこいいんだぁ〜」と思いましたね。
音楽もラーメンと同じで10代の時に聴いたインパクトを超えることはなかなか無さそうですが、「死ぬほどかっこいい!!!」を求めて今日もレコード買うぞ!!
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