有償ボランティアというアルバイト

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福祉施設で勤めていた時に、多くのボランティアの申し込みがありました。高齢者や障害者に音楽や踊りを実演してくれたり、周辺や建物の掃除や整備等々、様々なボランティアがやってきてくれて、楽しいひと時を過ごしていました。このような活動を通じて、参加者が高齢者や障害者と交流をしていくのですが、中には熱心な方がいて交流だけではなく、もっと日常的にできることはないかと聞かれることがあります。そのような方には、私のいた所では有償ボランティアというアルバイトをしてはどうかという話をしていました。

 

有償ボランティアにも資格が必要なものもあります。あんまり関係はないのですが、一番は子供の世話を行う仕事がいいのではないでしょうか。オススメなのは保育士 資格です。保育士の資格をとれば、お給料も良く、仕事につくことができます。

高齢者や障害者にとっては日常の中で話し相手になってもらったり、近くの散歩に同行するということが重要な意味を持ちます。

介護や介助はそれなりに専門知識が必要で、知識と経験が必要ですが、話し相手になることは誰でもできることです。

私のいた所では高齢者や障害者と付き合う上で最低限知っておいてほしいことや、異変があった場合の連絡等の研修を2時間程度受けてもらうことで、ボランティアに来ていただいた方には有償のアルバイトとして賃金を出すという制度を運用していました。

 

福祉の現場における専門スタッフは高齢者や障害者一人一人とゆっくり接する時間がなかなか取れないことが多く、このような有償ボランティアが来てくれることでずいぶん助かった思い出があります。

特にスタッフの出勤人数の少ない土日には、福祉を学ぶ学生が来てくれることでにぎやかな休日を過ごすことができます。

学生にとっても福祉現場の経験だけでなく、賃金ももらえるということで先輩から後輩に受け継がれるアルバイトになっていました。

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